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ダブル・ゴール・リーグ設立の背景

2024年5月5日

いよいよ明日5/6(月・祝)、リーグ戦開幕です!

 

当リーグは昨年10月に設立されました。

明日の開幕を前にして、本日は改めて、その設立の背景についてお話したいと思います!

 

「ダブル・ゴール・リーグ」はNPO法人のスポーツコーチング・イニシアチブ(SCI)によって統括されています。

SCIは2016年の活動開始以来、「ダブル・ゴール・コーチング」をテーマとしたセミナー・ワークショップを150回以上開催し、約3,000名の方々にお届けしてきました。

また、2021年には「ダブル・ゴール・コーチ」(東洋館出版社)が出版され、スポーツ指導者の間で知られるように。

最近のワークショップでも、「この本を読んで参加しました!」という方が多く見られます。

更には、昨夏の甲子園で、慶應義塾高校が優勝したことも大きかったのではないでしょうか。

"ENJOY BASEBALL"は、まさにポジティブコーチングを体現し、日本中で話題となりました。

このように、日本でもポジティブコーチングの考え方が理解され、広がりつつあります。

そこでSCIでは、「ダブル・ゴール・コーチング」普及活動の次のステップとして、このコーチングメソッドの実践の場が必要ではないか、と考えました。

そして、議論を重ねる中で「自分たちでリーグを作ればよいのでは?」という話になり、この「ダブル・ゴール・リーグ」の企画が進んだわけです。

 

 

最初に6人制ラクロスを選んだのには、いくつかの理由がありました。

まずは、SCI理事の石渡圭輔氏がラクロス関係者であったこと。

それに加え、LA28の採用候補だったこと、日本ではラクロスの大会が少なく選手の活躍の場が限られていたこと、6人制であればチームが組みやすいことがその背景です。

 

このリーグでは、次の3つをミッションとして掲げています。

1. 多くの選手にゲームを楽しんでもらう。

2. 「ダブル・ゴール・コーチング」を理念とし、人間的成長に貢献する。

3. 大人にも観戦を楽しんでもらう。

 

スポーツで一番楽しいのが「試合」ですよね。

公式戦の方が、勝ったときの喜びもより大きいですし、逆に負けたときの悔しさもしかりです。

また、大事な試合からの方が学びは大きく、それに勝つことを目標として、日々努力を続けるモチベーションにつながるはずです。

つまり、試合があることで、日々の練習も充実し、人間的成長も大きくなるのではないでしょうか?

そしてまた、保護者のみなさまにも会場に足を運んでもらい、観戦の楽しさを感じていただいて、リーグが家族全員の週末の楽しみになればと考えています。

このような形で、リーグをプラットフォームとし、「ダブル・ゴール・コーチング」の考え方を広げつつ、ポジティブなスポーツ体験を提供していきたいと思っています。

 

その為にも、アメリカのユーススポーツリーグを参考にし、色々な工夫を散りばめています。

このニュースレターもそうですし、日程や順位、会場アクセスが分かるよう、ウェブサイトの充実に努めています。

チーム紹介やゲームレポートも掲載していますので、是非ご覧ください。

安全面でも、セーフガーディングポリシーや緊急時の対応マニュアルを公開しています。

もともとイベント運営のプロではないので、至らぬところもあろうかとは思いますが、みなさまの協力を得ながら、誰にとっても楽しく、喜んでもらえるリーグにしていきたいと考えております。

どうぞ、よろしくお願い致します。