今回は、当リーグの統括団体でもあるNPO法人「スポーツコーチング・イニシアチブ」についてご紹介したいと思います。
「SETAGAYA SIXES ダブル・ゴール・リーグ™」を運営している石渡や吉武が所属し、プロボノとして活動しているNPO法人スポーツコーチング・イニシアチブ。
略して、SCIと呼んでいます。
※プロボノ(pro bono): 職業上のスキルや経験を生かして取り組む社会貢献活動のこと
SCIの活動は、今から8年前の2016年に「ダブル・ゴール・コーチングの持つパワー」(通称「シロ本」)を自費出版したことから始まりました。
今も代表を務める小林氏により設立されましたが当時、彼は慶応義塾大学の大学院生。
体育会ラグビー部出身で、当時も部のコーチをしていました。
アメリカに渡った際にダブル・ゴール・コーチングを知り「日本のスポーツ、何かおかしくないか?」と思い、この活動を始めたといいます。
以降、日本でも「ダブル・ゴール・コーチング」を普及すべく、多くの自治体や競技団体、大学等に赴いて、ワークショップやセミナーを重ねてきました。
これまで、オンラインも含めると開催は150回を数え、受講者も延べ3,000人に上ります。
また、2021年秋には「ダブル・ゴール・コーチ」(通称「アカ本」)を東洋館出版社様から
出していただき、より広くこのコーチングメソッドが知られるようになりました。
最近のオンライン・ワークショップでも、「この本を読んで参加しました!」という声が多く聞かれます。
▼左が2016年にSCIが自費出版した、通称「白本」。ダブル・ゴール・コーチングのエッセンスが簡潔にまとめられている。右が2021年に東洋館出版社から出していただいた、通称「赤本」。ダブル・ゴール・コーチングが広く知られる契機となった。
更には、昨夏の甲子園でも、慶應義塾高校が優勝し、"ENJOY BASEBALL"が大きな話題になったことは記憶に新しいですよね。(ちなみに、小林代表は慶應高校出身で、森林監督とも近い関係にあります。)
これもポジティブ・コーチングが世間に広がりつつある証左なのではないでしょうか。
このようなことから、これまでの取り組みにそれなりの成果があったと捉えています。
そして、活動を次のステージに移すべく、昨年より新たな取り組みを開始しました。
そのひとつが、ダブル・ゴール・リーグというわけです。
つづきは、また次の機会に。