選手インタビュー#5

~ 岩倉高校GRACE:#39 美濃羽 亜胡 選手 ~

· インタビュー

🎍新年明けましておめでとうございます🎍

🗻本年も何卒よろしくお願いいたします🗻

 

年をまたいでの3連続となります。

今回も、スペシャルゲストをお呼びしてのインタビュー記事です!

第5回目となる今回のゲストは・・・
 

🥁ジャカジャカジャカ~🥁・・・ジャン!

 

U-18 Girlsから、岩倉高校GRACEの美濃羽亜胡(みのわあこ)選手です!

このインタビュー企画、実は各チームのヘッドコーチに選手の推薦をお願いしているのですが、顧問の曽根先生から推していただいたのが美濃羽選手でした。

その理由が面白く、中学は演劇部の出身で、現在も茶道部と兼部という異色の存在であること。

大変な努力家で、部活がないときも自主練を積み重ねているそうです。

そして、今回のダブル・ゴール・リーグ™にて人生初の得点を挙げたとのこと。

そんな美濃羽選手に、ラクロスとの出会いから、普段の練習の様子まで、色々と聞いてみました!

 

▼岩倉高校 #39 美濃羽 亜胡 選手

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吉武:本日はありがとうございます。まずは、ラクロスとの出会いについて教えてください。

美濃羽:ラクロスというスポーツを知ったのは、従兄(いとこ)が岩倉高校で男子ラクロス部に入っていたのがきっかけでした。自分では、最初は茶道部に入ろうと思っていたのですが、体験入部に行ってみて、「すごく楽しいなー」と思ったのがスタートでした。ラクロスはマイナースポーツで、最初はみんな初心者なので、運動音痴な自分でもできるかな、と思って始めました。

吉武:運動音痴なんですか?

美濃羽:そうなんです(笑) 以前、テニススクールに通っていたのですが、、あまりうまくなれなくて。周りが上手すぎて、自分がちゃんと成長できているのかな、って思っちゃって。自分のレベルに合わなくて、あまりピンとこなかったんです。

吉武:でも、運動はしたいと思っていたんだ?

美濃羽:そうですね。私、本当に冷え性がひどくて。

吉武:(爆笑)えー、そこ?

美濃羽:はい(笑)それでおばあちゃんやお母さんから、ずーっと運動しろって言われていて。

吉武:それは意外な答えでした(笑) その結果、初心者でも楽しめそうなラクロスとなったのですね。それで、入ってみてどうでしたか?

美濃羽:もう、すごく楽しくて! 私、自分で言うのも何ですけど、すごく好奇心が旺盛なんですね。それで、ラクロスは・・・どう言えばよいかな、うん、好奇心が収まらない!

吉武:(再度爆笑)ははは、「好奇心が収まらない」って!

美濃羽:本当に! こんなにひとつのことに熱中できたのは人生初めてで。1年生の時、もうずーっと、楽しくて楽しくて。もう楽しくてしょうがない(笑)

 

▼チームメイトと(美濃羽選手は後列左から2番目)

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吉武:へえ。どの辺が楽しかったんですか?

美濃羽:えっ? あー、それが、、今思い返しても分からない(笑) 何がそんなに楽しかったんですかね? なんだろう・・・うーん、やっぱりみんなと一緒にで成長きるから、それが楽しかったのかもしれません。みんな初心者から始めているから、一歩ずつ着実に成長しているというところですかね。

吉武:チームメイトの存在は、スポーツする上で大事ですよね。ところで、普段のポジションはどこですか?

美濃羽:ディフェンスが多いです。

吉武:SIXESだと、特にディフェンスというポジションはなくて、「全員で攻めて全員で守る」ですから、どうでしたか?

美濃羽:私、パスキャ(パス&キャッチ)が苦手で、パスキャが必須なアタックなんてやりたくないと思ってたんです。でも、SIXESでオフェンスやってみたら、本当に楽しくて。パスキャが繋がったのも嬉しかったですし、何よりシュートを決めた時、自分でも嬉しいですし、みんなに祝福される感じがすごく嬉しくて。みんな「良かったね」「やったねー」って言ってくれて。それで、シーズンで3点も取れたんです。SIXESはそれが本当に良かったですね。

 

▼チームメイトとのワンショット(右端#39)

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吉武:そういう声が聞けると私も嬉しいです!他にSIXESやってみての感想はありますか。

美濃羽:やっぱり、展開が早いですよね。それが楽しいところでもあるけど、普段ディフェンスやっている自分からすると、ちょっと大変でした。あと、ルールも3秒やフリスペがないのに対して、ウォーリングがあったりとか。最初はちょっと困惑しました。

吉武:リーグに参加してみて楽しかったですか?

美濃羽:すっごく楽しかったです!来年も是非参加したいです。やっぱり試合があることが楽しいですし、目に見えて結果が出るので、上位に行けたときは嬉しいですし。逆に負けた時は悔しいけど、どこがダメだったんだろう、次どうしたら通用するんだろう、と考えるのも楽しいし。なので、勝ち負け決めるのが嫌な人もいるかもしれないけど、私は試合がたくさんあった方が良いですね。

吉武:模範のような回答ありがとうございます(笑)実際、我々もそう思ってこのリーグをやっています。試合の方が楽しいし、喜びも悔しさも大きいし、試合に向けて努力するからこそ、人間的な成長もあると思ってリーグを始めました。

 

▼1on1を仕掛ける美濃羽選手(11/26 USmovers戦にて)

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吉武:努力で思い出しましたけど、顧問の曽根先生は、美濃羽選手が努力の人だからということで、このインタビューに推してくれました。自主練をすごくやっているそうで。

美濃羽:いえ、努力というか、楽しいから練習してただけですかね(笑)1年生大会が12月にあるのですけど、1年生の時、11月時点でパスキャが全然できなくて。本当、1回繋がったら奇跡!というくらいだったんです。それで、危機感もあって自主練していました。でも、楽しかったからやってたというのがほとんどです。

吉武:オリンピックが話題になったりすることはありますか?

美濃羽:自分が出るなんてことは全く考えていないですけど、オリンピックで見られるというのは今からすごく楽しみにしています。

吉武:最後になりますが、岩倉GRACEのアピールポイントはありますか?

美濃羽:人数は少ないんですけど、みんなものすごく仲が良いです。人数が少ないからこそ、みんが試合に出られて経験を積めるというのも強みです。あ、そうだ、ラクロス部の顧問も、ものすごく良い先生です!

吉武:そこは必ず記事に書いておきますね(笑)

 

▼ポストマッチミーティングにて。確かに仲良さそう。

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自らのことを運動音痴だと言う美濃羽選手。

でも、ラクロスは、楽しくて楽しくてしょうがないそうです。

だから、自主練もするし、そしてそれが苦ではないのだと。

その成果として、ダブル・ゴール・リーグ™では、人生初の得点を含めた3ゴール。

かけがえのない時間が過ごせたとのことで、我々としても嬉しい限りです!

 

スポーツって何も、上手な人の為だけにあるわけではありませんよね。

誰もが楽しめて、勝った時の嬉しさと、負けた時の悔しさがあって、だからこそ日々色々と考えながら練習をするわけで、それが人間的な成長に結びつきます。

そんな我々の願いを体現してくれている選手だなあ、と思いました。

 

そして、彼女の独特な言葉遣いも印象的でした。

インタビュー中、こちらも笑いが止まりませんでした。

美濃羽選手、楽しい時間をありがとうございました!

 

 

▼11/3 本庄東Bチーム戦での美濃羽選手

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