選手インタビュー #1

~ 伊奈学園パワフルガールズ:#6 田口悠珠選手 ~

· インタビュー

今回はスペシャルゲストをお呼びしてのインタビュー記事です!

 

記念すべき第1回目のゲストは・・・

 

🥁ジャカジャカジャカ~🥁・・・ジャン!

 

伊奈学園パワフルガールズの田口悠珠(たぐちゆず)選手です!

 

田口選手は、同校ラクロス部でも副キャプテンを務め、部活動を引っぱる存在。

チームのエースとしても活躍し、3試合を消化した現時点で24ゴールと、得点王争いトップに立っています!

また、4級の審判員資格を所持、ダブル・ゴール・リーグ™でもこれまで4試合で笛を吹いてくれ、ボランティアとしても大きな貢献をしてくれています。

そんな田口選手に、ラクロスとの出会いやラクロスへの思いを色々と聞いてみました!

 

▼伊奈PWFガールズ #6 田口悠珠選手

田口悠珠選手

 

吉武:今日は、試合の合間に時間を取ってくれてありがとうございます。1試合目8得点、先週が6得点と目下得点王です*。レフリーもやってくれて、リーグとしても、とてもありがたいです。選手・審判の二刀流で大活躍の田口選手ですが、ラクロスとの出会いはどのようなものだったのですか?

*このインタビューは11月12日に行われ、田口選手はこの直後のゲームでも10得点を記録。

 

田口:ふたつ上の姉が同じ伊奈学園に通っていて、ラクロス部に入っていたのがきっかけです。姉がプレーするのを見て面白そうだなと思い、始めました。だから、高校からですね。それまでは運動はやったことがなくて、中学では吹奏楽部でした。

 

吉武:へえ、それは意外。プレーを見て、何年もやっている印象でした。なぜ、あんなに活躍できるのですか?もともと運動神経が良かった?

 

田口:やっぱり、ラクロスが好きだからですかね。あと、実は吹奏楽部でも結構走っていたんです。肺活量を鍛えるために毎日。

 

吉武:なるほど、その走りが武器なのですね。普段はどんな練習をしていますか?得意なプレーとかも教えてください。

 

田口:最近、ワンワン(One on One/1対1)が強くなりたいと思って、意識して練習をやっています。10人制でのポジションはミディー(MF/ミッドフィルダー)で、自分でやりたいと希望しました。オフェンスとディフェンス両方に参加する良く走るポジションなので、吹奏楽部で走っていたのが活かせるかなって。だから、走りまわるのが得意なプレーですかね。

 

▼パワフルガールズのチームメイトと(左端が田口選手)

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吉武:ラクロスは楽しいですか?

 

田口:とっても楽しいです!チーム競技なので、ひとりではなく仲間で楽しめるし、協力できるので。やっぱりチームで連携して、得点できた時が一番うれしいです。

 

吉武:このSIXESのリーグはどうですか?

 

田口:面白いです!フィールドが小さめで展開が早いので、どんどん得点が入るところがいいですよね。

 

吉武:確かに、先生方も「思ったより早くて見ていて飽きない」って言っていました。逆に疲れるという声もあるようですけど、どうですか?

 

田口:私は全然大丈夫です。10人制の方がフィールドが広いので、むしろSIXESの方が楽な印象ですね。このリーグも試合がたくさんできるので楽しいです。あ、でも、今オータムカップもやっているので、10人制やって翌週は6人制やってと、少し混乱しますね(笑)

 

吉武:ラクロスはオリンピック種目に決まりました。意識したりしますか?

 

田口:この6人制がオリンピック種目になったんですか?ルールもこのままで?へー。見たいですね。

 

吉武:いやいや、そうじゃなくて(笑)、自分が行くとか考えませんか?だって、2028年ですから22歳、選手としてピークを迎えようとしている年代です。意識している仲間もいるのでは。そんな話をチームメイトとしませんか?

 

田口:あんまりしませんね…。ラクロスを続ける人がどこまでいるかなあ。私の場合も、行きたい大学があるのですけど、そこはラクロス部がないんです。クラブチームとかで続けられたらいいですけど。

 

吉武:ラクロスでの目標は?

 

田口:もっと強くなりたいです。オータムカップは先日負けてしまって、すごく悔しい思いをしました。入りが悪くて、1Qで結構点を取られてしまったのですよね。それで、全国大会に行けるベスト4に入れなかったんです。でも、年明けに逆トーナメントと言って敗者復活戦があって、そこで勝てば最後の1枠に入れます。ここで勝って全国に行きたいです。

 

▼開幕戦でレフリーを務める田口さん(左下)。空には虹が。

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吉武:審判については、どうですか?資格を取るきっかけや楽しさや難しさなど、聞かせてください。

 

田口:部活で全員が試験を受けることになっていたのがきっかけですけど、先輩や先生が審判をやっていて、自分もやってみたい!と思っていました。

 

吉武:難しくない?

 

田口:難しいです!特に同い年の選手たちの試合に入ると、逆に遠慮して自信をもって笛を吹くことができず苦戦します。自分の判断が試合展開に影響すると思うと、難しさを感じますね。でも、そこが楽しいところでもあります。ですから、やるのは好きです!プレーヤーとは違う立場で試合を見られるので、とても新鮮ですね。

 

吉武:審判員としての目標はありますか。

 

田口:まずは3級に合格することが目標です。そうそう、試験に関しては審判員の方が、本当にみんな優しく、フレンドリーに接してくださるので、とてもやりやすいです。自分のことを覚えていてくださり、違う場所で会った時も話しかけてくれたり、応援してくれたりして、嬉しいです。それもやりがいのひとつです!

 

▼テーブルオフィシャルに入ってくれた伊奈学園ラクロス部のマネージャー達と

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このインタビューの後、日本ラクロス協会から来てくださった審判員の方と、3級試験や近況について、仲良さげに話をしていたのが印象的でした。

野球やサッカーではなかなか見られない、ラクロスならではの風景ですよね。

当リーグも、こうしたラクロス・コミュニティを広げていくのに貢献していきたいと思います!

 

 

▼試合の合間に日本ラクロス協会の審判員と談笑する田口選手

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